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Peanuts Blog[かぎや盛岡べん別館]

コロナ禍は厳しい…その時々の気づきを書き綴ります。55歳過ぎての、定年前のシルバー起業。 このままでは楽しくないと… 横浜市の支援と信用保証、銀行融資を活用して、必要な国家資格などを取得。生業としてこれからの働き方改革を自分自身に適用しました。

日経ビジネス 〜徹底予測2010年〜SPECIAL EDITION

いま、川崎LAZONA2階のスターバックスである。

2時前にここに来た。仕切りのあるちょうど良い場所を見つけた。
ソファー席よりは落ち着く・・・と思っていたら、
客が増えること増えること、座席街のお客様が10名以上。
レジに列ぶお客様も10名以上。すごいことになっている。


それはそれでいいものの。ここで日経ビジネスを読み出す。
(昨年末購入したが、これまでゆっくりと読む気持ちが生まれなかった)
いつも持ち歩いているから、読もうとすれば読めるのだけれど、
心配事、不安事が増えると、思案をいだくばかりで本読んでも頭に入らない。


この日ようやっと開く。
「おっ!?」
なにやら、考えを後押ししてくれるような記事がある。
企業が永続するためには、

付加価値を生む変化で永続を狙う

ここでのキーワードは「変態」をあげているようだ(2009年10月12日号”不滅の永続企業”)

成長・成熟した企業はとりわけ、自らの成功会見を捨て去るような変態を遂げ、若々しい成長力を取り戻すことが重要。変態しなければならない対象は、事業そのものでも、商品でも、組織でもいいが、『再ベンチャー化』すれば、老いを防げるわけだ。

更に興味深い言葉が、

テルモの和知孝会長は、「ダーウィンは生き残る種について、それは力強い種でも、賢い種でもなく、変化に対応できる種が唯一生き残ると言っているが、企業もまたこれに同じ」と言う。リーマンショックを機に、同社はあえて組織のあり方に揺さぶりをかけて、社員の風土にまで変態を起こそうとしている。
ここで肝心なのは、せっかく大きく変化するというきっかけがあるのだから、付加価値を生むような「超変態」を遂げることだ。

と、段落を置いている。
『超変態』とは何か。その文字だけでもヘンタイなのに(笑)

例えば、取引先やマーケットからの要望・要請があった場合、自らの製品・サービスについてその水準に対応するだけで満足するのではなく、その対応をきっかけにして、要望・要請の水準を上回る付加価値を生み出してしまうということが重要だ。常識的な対応に甘んじることなく、それを突き破って付加価値を生むことこそがイノベーションにつながる。『超変態+付加価値』ということを常に意識していれば、結果的に、企業は永続の道を歩むこととなる。

いわゆる、与えられたもの、言われたことに対しての対応をしているだけの満足では不足であると言うことだ。
もちろん対応することでの水準を満たすことが必要条件だが、これからは十分ではないと言うことだ。
まさにこれは、自らが行っていることであり、顧客が要望しているもの、喜ぶものを供給する営業ではなく、その先の顧客の為になることを提案する営業を行っているのがいまだ。
このことがピンと来なければ、このあと何年経ってもつぶれない会社ではあるけれど、変化に対応できない社員、会社になるに違いない。人を大切にする企業でれば、人を育てる為にも変態を意識しなければならないのだろう。
これは正しいことであり、コツコツと進めてゆかねばならない。必ず道は開ける。