
スズキエブリイ DA17V PCー5AGS、2017年(平成29年)式、走行距離約130,000Km。まだ10年も経っていない。
2023年のリコール対象車として対策品交換も終わっている。
二ヶ月前に歯車警告灯が点灯。クラッチすべり異常でクラッチユニット交換をしたばかりだった。その2週間後、再度歯車警告灯点灯したが、エンジンをかけ直しリセットすると消灯する。

同じ警告灯表示でも、リセットしても消灯しなかった「クラッチすべり異常」ではない。副代理店であるスズキカーズアイランド座間のメカ担当と相談して、少し様子を見るとした。エンジンリスタートしても点灯する場合はコールしてくださいと。(今思うとすぐにその時診断するべきだった)
それからでも結構な頻度で歯車警告灯は点灯してしまう。時期は寒い11月後半から1月。20~30Km走ると点灯するようだ。しかしどの条件で点灯するのかハッキリとしない。
それでもトランスミッション系の警告灯です。診断してその原因を知る必要があると思いました。
診断機でダイアグコードを見てもらうと、
「P190F アキュムレーター異常」
との表示が出ていることがわかった。さて、アキュムレーター異常とは何だろうか。
副代理店サービスのメカニックも初めてのトラブルのようだ。マニュアルによれば「油圧の蓄圧変化量が規定値以上」との記述があるそうだ。
経年劣化によるものなのか、気温が関係しているのかまったく分からないとのこと。結構まれなケースかもしれないと言われた。(なんとも歯切れが悪い。知らないようだ)
3~4年も様子を見ていた?
整備マニュアルフローチャートによると、AGSユニット全交換??となっているとのこと。リプロ状態も最新プログラムとのことで、下記のブログの解決方法は適用できない。(ユニット交換しかないようだ)
下記のブログ記事には、3〜4年も様子を見ていたとの記述もあった。トランスミッション・クリティカル警告だというのに驚きだ。
交換費用見積もり ~イタリア製?~
納期金額などの確認をしてもらったが、飛び出る金額と納期だった。部品代が約14万円、作業費が3万円。トータル17万円。納期二ヶ月??
納期二ヶ月ってどういうことだ。スズキの全国システムでも在庫はないという。しかも製造は日本国内ではなくイタリア!?だという。船便だろう。通常1〜2ヶ月程度。
DA17Vエブリイバンは国内300万台。これだけ多数走っていてもAGSアクチュエータの在庫がないとは。
様子見ながら運用したとして、春になって暖かくなると落ち着くかもしれない。だが、シフトチェンジが不能となって、自走できなくなる可能となるクリティカルな事象だ。
セカンドオピニオン
AGS アクチュエーターユニットASMの交換は無償交換対象かもしれないと、昨年までかなり世話になったセカンドショップ整備担当に電話で聞いてみた。
聞くと、過去に整備経験があったらしい。しかし、P190Fは無償交換対象とはならなかったらしい。現象としては、突然ギアが固定されてローでしか走行できなくなった事象だったと。
12万キロ超えると考えられる現象だと。
その時も在庫は全国にほとんどなかったとも。いよいよ持って腹が決まった。交換するしか無いぞと。
交換するAGSアクチュエータユニット
交換するAGSアクチュエータユニットは、アルミ鋳物大型部品だ。下記のサイトに詳細が記述されていた。これがイタリアのFIAT子会社から輸送されてくる*1。
出典:株式会社 本荘自動車
無事交換完了
約2ヶ月後にイタリア*2から届いたユニットだ。
製造元の刻印がしっかりと彫り込んであった。交渉により今回の費用は無償になった。非常に助かったぞ。販売店に対しては感謝いたします。
