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Peanuts Blog[かぎや盛岡べん別館]

コロナ禍は厳しい…その時々の気づきを書き綴ります。55歳過ぎての、定年前のシルバー起業。 このままでは楽しくないと… 横浜市の支援と信用保証、銀行融資を活用して、必要な国家資格などを取得。生業としてこれからの働き方改革を自分自身に適用しました。

座敷わらし 出世の宿 菅原別館

昨日この宿へ泊まることができた。
(一泊2食付き9800円、素泊まり6000円)
急な予約にも関わらず、25番の部屋が開いているとのことである。
24番が一番人気の『出世の部屋』、次に23番、26番と人気で、25番は女性(玉の輿に乗れる)に人気だそうである。
特に24番23番(一番出没する部屋)は1年前からの予約が必要な部屋(今年は10月までいっぱいだそうである)。今回は競輪の選手が3人で泊まっていた。
ちなみに優勝したそうである。

経緯など詳細は盛岡タイムスにも掲載されている。
〈特集観光新時代〉老舗名物旅館「菅原別館」 出世の宿と評判

菅原別館は、座敷わらし伝説がある「出世の宿」。政財界や芸能スポーツ界のたくさんの顔ぶれが定宿にしており、ファンタジックな岩手路を静かに訪れる。
 創業は1970年の岩手国体のとき。女将(おかみ)の小笠原紗都さん(75)は「国体のときには一番新しい宿だった。国体に初めて入った選手団が泊まったときはマスコミが大勢玄関を取り巻いて大変。選手にくりご飯を炊いてあげたら『初めて食べた』と言われて新聞に大きく載ったので、それからほかの旅館でもくりご飯を出さなくてはならなくなってしまって」と、盛岡中がわいていた当時を懐かしむ。
  宿を始めて2年ほどしたころ。ある営業マンが「座敷わらしを見た」と大騒ぎした。
 まさかと思っていたが、同じようなことを言う客が続々と。ある事業に失敗した人が占いに従って家を出てから泊まりに来て、出直したら見事に事業を立て直したこともあった。そんなことが重なって、宿には縁起の神様がついていると感じるようになったという。
 「わたしの身内は全部旅館の一族で、350年くらい続いた旅館。わたしは旅館が好きではなくて奥さんになったが、やはりうずうずして始めた。わたしが小さいころは座敷わらしの話など忘れていたし、絶対にそんなことはないと思っていたが、さまざま良いことが起こるので」と話す小笠原さん。

  若女将で娘の真理子さん(46)は「うちの母が小さいときから座敷わらしが付いていて、母は子供がそのまま大人になったような人なので、おばあさんになっても心配でまだくっついているのでは」とにっこり。

 テレビなどでエピソードが紹介されると政治家、芸能人、スポーツ選手が泊まりに来て、自分の実力プラスアルファの「つき」に恵まれて活躍することがあった。座敷わらしを訪ねてきた人は「24番出世の間」などに泊まり、ポジティブな気持ちで過ごすと座敷わらしが見えるという。))

話を聞いていると、実は私が小学生の頃からの通学路の途中にあったことがわかった。
何とも35年以上経っての感動の再会である。

女将さんが言っていたが、別段広告も出していなかったことから、あまり広く知られていなかったかも知れないと恐縮していました。

でも、ここに住む『わらし君』のおかげで口コミ等で広がって繁盛しているらしい。

ともあれ夕方18時過ぎにチェックイン。
入ってみて玄関でびっくりした。おびただしいほどの様々な人形。

思わず笑みがこぼれる。そして、部屋へ案内されることに・・・

ここも優に100を超える人形の数。

(右下の柱に大きな丸い光のようなものが見える)
(右上の光の矢は蛍光灯の光です)

説明を受けている数分後、身体全体をサワサワと感じるように鳥肌が立つような感覚を覚えた。

不思議と言うよりも笑みがこぼれるほどの感覚である。

普通にテレビをみて夜暖かく暖を取っていても、遊びに来る様子はない・・・
テレビは見るのをやめて23時には床に入った。
するとどうだろう、布団に入っている夢でうつつのようにも思えるが、数時間していろいろなこども達が出てきた。今のは夢だったのかと目を開けるが頭ははっきりとしている。
そこで、携帯だが写真をいろいろと暗い中撮ってみたが、写真を撮ってもそれらしき光は見えない。

なんだったんだろうと思っているうちに、又寝てしまったらしい。

そして朝方4時頃である。ふと目が覚めた。
なにやら遊びに来た様子が、感覚がした。

しばらくすると・・・

布団を右肩の方から引っ張る気配がする。おなかのあたりに横たわっている様子もうかがえる。

なんかなと思っていると、身体が金縛り状態に軽くなっていたら!

右肩の方から髪の長いおかっぱの人形にようなこども(女の子)が、顔を覗きに来た。

思わず微笑んだが、ものの何分かしたら寝入ってしまったようだ。

その時の楽しかった感じを覚えている。

女将に朝話したら、『良かったですね』とにこやかに・・・

お礼を言って旅館をあとにすると、女将が外まで出てきてくれて見送ってくれた。

ありがとう御座いました。