Chinese (Simplified)Chinese (Traditional)EnglishJapaneseKorean

Peanuts Blog[かぎや盛岡べん別館]

コロナ禍は厳しい…その時々の気づきを書き綴ります。55歳過ぎての、定年前のシルバー起業。 このままでは楽しくないと… 横浜市の支援と信用保証、銀行融資を活用して、必要な国家資格などを取得。生業としてこれからの働き方改革を自分自身に適用しました。

山本五十六という人物

海軍大将米内光政は、山本五十六の人となりを尋ねられて一言こう答えた。「茶目ですな」。
真珠湾攻撃という世界の戦史に類を見ない作戦を敢行した山本五十六は、人並み外れた豪胆さ*1を備えた軍人として知られる。今なお威厳に満ちた名将のイメージが強いが、しかし少数の、ごく気を許したものに対しては、ナイーブで子供っぽく、わんぱくもののようであったという。
将棋、ルーレットなど勝負事を好み、しかもずば抜けて強い。宴席では下戸であるにも関わらず、逆立ちや皿回しを披露して座を盛り上げる、白頭山節を披露したり、映画にも登場する「長岡甚句」を口ずさみながら故郷越後の盆踊りも踊った。労をいとわず親戚や知人の面倒を見、その大きな人間性が多くの人を魅了した。エピソードに象徴されるように、温かな「情の人」だった。
だがその一方で、気の合わないものには全く別人のような態度を見せた。「山本という軍人には、越後人特有の孤高を楽しむ風があった。口が重く、長々しい説明や説得を嫌った。結論しか言わない。分からぬものに、己の内心を語りたがらず、ついてくるもののみを好む傾きがある」

すこしは共通点があると思うと、勇気をもらった感じでもある。だが、「豪胆さ」を兼ね備えるには意図してつくものではないとすれば、どうなれば備わるものなのか。一度死んでいる自身としては、感慨深いものがある。

聯合艦隊は欠陥の多いジャンボジェット機

常在戦場。全てが完璧とはいえない。ソロモン海でもその葛藤が伝わる。

ソロモン海ガ島飛行場の争奪をめぐる。だが聯合艦隊は欠陥の多いジャンボジェット機であった。しかし、ガ島奪回のためのトラック島までやってきたが、いまはそれにかかわっているヒマはない。あたえられた物で、ベストを尽くす戦いつづいた。

*1:度胸がすわっていて、ものに動じないこと。肝が太いこと。また、そのさま。「―な振る舞い」