CEATECが開催されて9年、ずいぶんと定着してきたようだ。
エレクトロニクスショーやデーターショーが統一されたんですね。
地方からの首都圏マーケケット開拓の場として利用もされてきている様子。
下名の地元岩手県も2カ所に展示してあった。ついつい表敬訪問、ご挨拶してきた。
頑張って欲しい、北上への誘致やITビジネスに進む盛岡の紹介があったが、まだまだイメージがない。
『岩手県工業技術センター』も既に平成5年から新築庁舎にあったとは知らなかった。
(地元ながらお恥ずかしい)
機会を作って一度訪問してみよう。
一方コンソーシアムブースでは、グリーンIT関連、PLC関連があった。
そのPLC関連ブース。
HD-PLC(High Definition Power Line Communication、通称:High Definition PLC)は、Panasonicの商標登録名だそうだ。
同会場でのブースには人だかりがしていたが、PLCが出てきてから約5年だろうか。
どれだけ普及しているのかは、実感として感じていない。
今回も電力通信では興味があったものの、製品群としてHomeUse向けがおおく、
産業用としては目新しいモノはない。
ユビキタスが新しく呼ばれている中、白物家電の通信化はアプリケーションが普及しないためか、インフラとしても確立されていない様子である。
しかし、標準化がされるのかと思ったらその予定も無しだそうだ。
HD-PLCとは、松下電器産業が提唱している、高速なPLC(電力線通信)方式の名称である。2004年に発表された。
HD-PLCでは、ウェーブレット変換と呼ばれる周波数解析アルゴリズムが用いられた「Wavelet-OFDM」方式が採用されており、最大190Mbps程度の高速データ伝送が可能となっている。
また、暗号化方式として128bitのAES(Advanced Encryption Standard)方式が採用されており、セキュリティ性の向上も図られている。
2007年9月には、松下電器を発起人として「HD-PLCアライアンス」が設立され、製品間での通信互換性の向上などを目指し活動を行っている。
ちなみに、HD-PLCの他のPLCの方式としては「UPA」(Universal Powerline Association)方式や「HomePlug」方式などがある。
出典:IT用語辞典バイナリ
産業界を見ると、商船三井が電力線通信モデムをコンテナの温度管理用として440VACラインを使用している。
注目してゆきたい。