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Peanuts Blog[かぎや盛岡べん別館]

コロナ禍は厳しい…その時々の気づきを書き綴ります。55歳過ぎての、定年前のシルバー起業。 このままでは楽しくないと… 横浜市の支援と信用保証、銀行融資を活用して、必要な国家資格などを取得。生業としてこれからの働き方改革を自分自身に適用しました。

パシフィック・リム(PACIFIC RIM)はおもしろい

夏休みの第一弾。川崎のチネチッタで映画。SF怪獣映画である。映画では太平洋から次々と現れる巨大怪獣に兵士たちが操縦する巨大ロボットで立ち向かう様を描く。
この内容だけでは、どんなものなのか全くわからない。菊地凛子芦田愛菜ががんばっているとの前振りで、どんなものかと。。。。
一言でいうと、「200年後の最新型鉄人28号とエイリアンが異次元から送りつけた怪獣との怪獣大戦争」。
はじめの数十分は、何ともおもしろくない。ストーリーを全くはしょっているようで、いきなり「怪獣」。映画の中では「KAIJU」って言い回しているので、笑ってしまうくらいだった。三流映画かと残念に思えてきた。
200年後と言っても、デジタルな最新鋭装置も持ちながら、バトルは殴り合いのアナログなもの。ロケットパンチまがいのロケットエルボーは、ほくそ笑んだ(苦笑)
操縦方法は、ガオレンジャーをぱくっているかと思うほどの動き。
破壊される都市は、香港だが、ビルをあれだけ破壊していても、高速道路の陸橋は、またいで通るくらいの優しいロボット。
破壊された都市を復興させるには、相当の年数がかかるはずだが、その怪獣と何年も戦っているくらいの想定。
もっと被害を最小限にさせるくらいの方法が200年後にはあるだろうにと、怪訝(けげん)そうに観ていた。

だが、中盤からは、引き込まれる。バックツーザフィーチャー張りのドクター(ニュートン・ガイズラー博士とハーマン・ゴットリープ博士)が出てくるところから、予測もできない展開もある。怪しさいっぱいの香港裏通りの風景もあり。芦田愛菜の引き込まれるくらいの演技。えらい!。菊地凛子も決して美人ではないが、その役どころの不思議さ。日本語も会話の中に出てくるなど、日本をマーケットとして十分に意識しての作りになっている。
最終的には、パニック映画のようでパロディ映画の用にも思えた不思議な映画だった。