池袋のKクリニックでは、内科専門のクリニックであるが、アレルギー、リュウマチ、漢方の専門でもある。
特に免疫力(リンパ数)を診断して、免疫力を上げるのはどのようにした良いかの診断もする日本でも有数のクリニックである。
心配していた、腫瘍マーカーは無く、ガンである腫瘍の不安は無かった。
白血球数が少し多いのと、リンパ数が基準より少ない。
それと、中性脂肪値*1が少々高め、HDLコレステロール*2(善玉菌)が少ないため、腸内環境のバランスが崩れている。
このままだと、動脈硬化の予備軍として、脳卒中、心筋梗塞、ボケの心配が5年後、10年後に起こる可能性があるとの診断。
リンパを増やして、身体の中からポジティブにすること(精神の安定、自律神経のバランスを調整する)が必要だ。
健康診断表の見方としては*3、
検査内容 | 略語 | 基準値 | 数値による判断の目安 | |
血圧 | 最高血圧 | SBP | 140以下 | 生活習慣病の可能性を図る目安になる |
最低血圧 | DBP | 90未満 | ||
末梢血液 | 白血球数 | WBC | 3500~9700 | 炎症、感染症、アレルギーで増加します |
赤血球数 | RBC | 男438~577 | 主に貧血有無を検査する項目で、貧血があることこれらの数値が低下します | |
女376~516 | ||||
ヘモグロビン (血色色素) |
HGT | 男40.4~51.9 | ||
女34.3~45.2 | ||||
ヘマトクリット (赤血球の割合) |
HCT | 男40.4~51.9 | ||
女34.3~45.2 | ||||
血小板数 | PLT | 14.0~37.9 | 少ないと出血傾向、多いと血栓の原因となります | |
肝機能 | 総タンパク数 | TP | 6.5~8.2 | 高い場合は慢性肝炎や腫瘍などのが疑われます |
アルブミン | A/G比 | 1.30~2.00 | 慢性・悪性疾患、急性感染症などで低下します | |
膠質反応 | ZTT | 2.3~12.0 | 膠原病、免疫疾患、肝硬変などで増加します | |
血清トランスアミナーゼ (幹細胞に含まれている酵素) |
GOT | 5~45 | 主に肝機能障害、筋肉の炎症、心筋梗塞で増加します | |
GPT | 男16~73 | |||
女8~32 | ||||
アルコール指数 | γ-GTP | 男16~73 | 飲酒の他、肝機能障害や脂肪肝でも増加します | |
女8~32 | ||||
脂質 | 総コレステロール | T-CH | 150~219 | 値が高いと血管壁に沈着し動脈硬化を引き起こします |
中性脂肪 | TGL | 50~149 | いつも高いと血管が老化します | |
善玉コレステロール | HDL | 男41~81, | 老化、動脈硬化を防ぐ作用があります | |
女41~90 | ||||
糖代謝 | 空腹時血糖 | FBS | 70~110 | 高いほど糖尿病の疑いがあります |
腎機能 | クレアニチン (糸球体ろ過値) |
CRE | 男0.8~1.3 | 腎機能が低下すると高くなります |
女0.6~1.0 | ||||
尿素窒素 | BUN | 8.0~20.0 | 腎機能低下や発熱、脱水、消化管出血で増加します |
*1:血中の中性脂肪量は高脂血症の指標となる。また、高脂血症状態は動脈硬化等の血管系疾患の基礎となる。
*2:【High Density Lipoprotein Cholesterol】高比重リポタンパク(HDL)によって運ばれるコレステロールはHDLコレステロールと呼ばれている。俗に言う善玉コレステロール。逆に低比重リポタンパク(LDL)によって運ばれるコレステロールをLDLコレステロールと呼ばれ、俗に言う悪玉コレステロールのこと。
*3:ちなみにここの表は、エクセルのアドイン『XLS2HTMLTABLE ExcelのワークシートをそのままHTMLの表に変換するExcelアドイン』を使用しています。環境は、XPProfessionalで、Exell2007です。詳細に設定できるからこれは便利ですよ。ダウンロードは、http://www.vector.co.jp/soft/win95/net/se223452.html ベクターから可能です。