その昔、行政書士を目指して勉強をはじめたことがあった。
自分でも何か資格を取って、今後の収入源にしたいと思った時期。
会社を辞めて、就職先を考えているときだった。
WEBで調べたり、ハローワークで情報を収集したりで、しかしその実態は分からなかった。
結局企業へ就職が決まり、行政書士の道は一時期忘れていた。
仕事柄、新規取り込み先を探しているとき、行政書士向けへの商品販売の企画を立てた。
都内と神奈川中心に、約200名のリストを作り、3ヶ月かけて歩き回った。一軒一軒である。
10件、20件と歩いているうちにその実態が分かってきた。
行政書士として生計を立てている人は一人もいない。わずかに、税理士と複合して業をなしている人が一人、二人。そのくらいである。業として登録している住所へ行ってみると、99%の人は業として生計を立てていない。立てられないのだ。
ある女性(40代)が言っていた。その実態は、かなりすさんだ状況であり、行政書士として業として生業を期待しているのであれば、それはかなり非現実的だとそのときは考えた。
ここにあるように、期待している方々もいるが、行政書士として業務(就職先)が決まっているのであれば、そこで資格を取らせてもらえる余裕があるのであれば、なんとかなるでしょう。