日本の景気後退はどのくらい深刻になるのだろうか。
日経新聞一面にある。
大企業はバブル崩壊に過激な設備・雇用・債務を解消し、稼ぐ力をつけている。収支がとんとんになる売上高の水準を示す損益分岐点比率(金融を除く資本金10億以上全産業)をみると、93年度の88%から、経営効率化で07年度は70%に改善されている。売上高が減っても一定の利益を確保ができる。
原材料高で08年度の損益分岐点*1は80%前後になるとみられるが、今の企業体力なら「09年度に売上高が5%減っても、20%弱の減益ですむ」(野村證券松浦寿雄氏)
資本金10億以上の大企業は全産業の0.1%程度の数千社。
07年度売上高82億、借入無しの無借金で総資産330億の企業でも、原材料高の影響を受けているが、表面化されていない。景気停滞、リストラによる失業率高のこのときだからこそ、しっかりと自分自身に目を向けることこそが重要となる。
目標をしかっりともって、身体が健康であることの自信や高いモチベーションを持ち続けることこそが、最大の武器なる。
日経新聞(日経ネット)シャープ、太陽電池を欧州で生産 伊電力首位と合弁
また、太陽電池産業で、シャープ(世界第二位)がイタリア(電力会社:エネル)に新工場(総投資規模で1500億円)を10年に設ける。現地に設けることで投資負担の分散リスクを軽減。シャープ、三洋、昭和シェル石油、京セラ、三菱電機と日本の企業も元気なところもある。