インデックス・ホールディングス(インデックスHD)は10月30日、小学校から大学まで全国6万校を網羅した同窓会支援SNS「この指とまれ!」を運営するゆびとまの発行済み株式5100株(50.5%)の取得に関して基本合意し、同社を子会社化すると発表した。
また、同社のHPのプレスリリースによれば、
株式会社インデックス・ホールディングス(代表取締役社長: 小川 善美 本社: 東京都世田谷区 以下、インデックスHD)は、株式会社日本スポーツ出版社(代表取締役社長:前田 大作 本社:東京都中央区)の子会社で、小学校から大学まで全国6万校を網羅した同窓会支援の自主参加型コミュニティサイト「この指とまれ!」を運営する株式会社ゆびとま(代表取締役:下村 好男 本社:長崎県長崎市 以下、ゆびとま)の発行済み株式5,100株(50.5%)の譲渡に関して基本合意しました。
前田大作氏は、(株)アドテックスの代表取締役社長で、今年3月から就任している。また、(株)ゆびとまの代表取締役:下村氏も同社の副社長を同時に就任している。(株)アドテックスは、今年4月に民事再生手続を申請したが、受理されずに10月には会社清算の手続に入っている。
当時のロイターが伝えている。
アドテックスが民事再生手続き開始を申し立て、負債総額約149億円 [ 04月13日 19時07分 ]
[東京 13日 ロイター] アドテックス<6739>は、きょう東京地裁に民事再生手続き開始の申し立てを行ったと発表した。負債総額は約149億5183万円。
同社は2005年12月末が期限のスイスフラン建て転換社債の償還などのために資金調達に動いてきたが、再三にわたって決算開示が遅れたことや、最終的には債務超過にならざるを得ないこともあって資金繰りのメドがたたなかった。
当初は、3月の株主総会にて、ゆびとまとの総合的なマーケティング・ビジネスモデルを確立してゆくとの計画があったが、最終的に負債をクリアするいたる再生計画は受理されなかった。
昨年までの従業員は現在は半分以下で、事業を展開するにも今年初めからの人数・人材では、エンジニアリングの技術力はなかった。方針を述べているだけで、実現に向けての具体策は何一つ示されなかった。
ディスクアレイ装置の開発・販売の営業権もどこかへ譲渡されることとなり、すべてがなくなる。なんとも寂しいニュースである。