「全機種0円」、「基本料最高で70%引き」という宣伝で一躍携帯電話のソフトバンクを1ヵ月少々で定着させた孫社長。宣伝広告費というもの数億円をかけてのメディア戦略は、ただただものすごいの一言だ。
ただし、その契約メニューにはその複雑さ故に、販売店との「スーパーボーナス一本化」への調整が思うように進んでいないらしい。
割賦販売契約と特別割引販売との組み合わせメニューについて、かく販売店により説明が異なっているようだ。(週間東洋経済)
そのメニューの詳細は、下記に記されているが、ITMediaの記事よりこちらがわかりやすかった。
本当にオトク? ソフトバンクの「全機種0円」
この中に、
従来のスーパーボーナスは「頭金+24回分割払い(特別割引で相殺)」で端末を購入した。新スーパーボーナスでは、特別割引で相殺される分を除き、端末の頭金の額に応じて数百円〜数千円の分割払いが必要となる。「従来頭金だった部分の24回分割払い+従来通りの24回分割払い(特別割引で相殺)」の形になり、このほか月額基本料金がかかることになる。
「全機種0円」は「頭金も(割賦契約で)分割払いにに出来ます」が正しい理解のようだ。
また、通話料金0円とメール0円は、これも限定されている(本当にトクだとは思えないw)。
ソフトバンク同士の通話が無料となるのは1日のうち約20時間。21時〜24時59分の約4時間は完全な無料ではなく、この時間帯の1カ月間の累計通話時間が200分(3時間20分)を超える場合、30秒毎に21円の通話料金が発生する。ソフトバンク以外の携帯電話・PHS、および固定電話宛の通話は無料ではなく、通常よりも高めの料金設定となっているので注意が必要だろう。またこのプランに無料通話分は付いておらず、国際電話も無料通信の対象外となる。
Eメールは無料ではない!!SMS、MMSだけ無料??
ゴールドプランで0円で利用できるメールサービスは、ソフトバンク同士のSMSと電話番号を使ったMMSの2種類のみ。Eメールアドレスでのメールのやり取りについては無料ではなく、EメールやWebを利用する場合は「S!ベーシックパック」(月額315円)に加入する必要がある。なお、同リリースでは、「『予想外割』、すべてのメール代を0円に!」と、全てのメールが0円であるようにも受け取れるので注意されたい。
もっと知りたい場合は、こちらを参考にしてほしい。